50代セミリタイア始めました

もう二度とサラリーマンはやらない。『長生きリスク』を念頭に置いた「セカンドライフ」ブログ

メルカリの送料について

処分に困っていたアニメのフィギュアも順調に捌けつつあります。
メルカリの"勉強"も兼ねてなので良いには良いのですが、この手のフィギュアは外箱も含めて商品価値があるため嵩張りますし、梱包にも手間が掛かります。


しかし、どういう写真だと売れるのか、値付けは何を参考にすれば良いか、値下げのタイミング、コメント欄を介した価格交渉、等々と、勉強になりました。
特に送料については粗利を大きく左右するので送り方について知っておいたほうが良さそうです。以下備忘録的に記します。


クリックポスト(郵便局のサービス)
自宅で簡単に、運賃支払手続きとあて名ラベル作成ができ、全国一律運賃で荷物を送れるサービス。
三辺が右のサイズ以内 34cm × 25cm × 3cm で重さ1Kg以内なら割安。


ゆうゆうメルカリ便(郵便局のサービス)
(注意)まだ開始間もないサービスで、郵便局だとある程度大きな局でないと対応していないようです。現時点ではローソンで依頼するのが確実なようです。


ゆうパケット
全国一律¥175(税込)
3辺合計60㎝以内、長辺34㎝以内、厚さ3㎝以内、重さ1㎏以内


メルカリ内で競合するネコポスより20円易い値段で提供が開始されました。
サイズ制限と重量制限が若干ネコポスより緩いのもメリットです。
今まではかなりの部分でクリックポストと被っていて、料金はクリックポストより高かったので、どういう時に使うのか使い所がイマイチわかりませんでした。
しかし「ゆうゆうメルカリ便」のサービスの一環としての「ゆうパケット」は価格的にも使い易さからも十分に使うメリットがでてきたと思います。



◆らくらくメルカリ便(ヤマト運輸のサービス)
送るほうも受け取る方も匿名で良いことがメリット
サイズと重量によって「ネコポス」「宅急便コンパクト小~中、中~大」に分かれる。


ネコポス
全国一律 ¥195(税込)
角形A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)以内 ※但し、23cm×11.5cm以内を除く
厚さ2.5cm以内、重さ1Kg以内


ゆうパケットのサービスが開始されて、若干利便性が下がった感じがします。
しかし、らくらくメルカリ便の幅広いラインナップでワンストップでサービスできる利便性は大きく、個人的にはゆうパケットより20円高いと分かっていても、ついついネコポスを利用してしまいます。


宅急便コンパクト(小~中型サイズ宅急便)
全国一律 ¥380(税込)
※要専用梱包資材(税込¥65)
 ・専用薄型ボックス:長辺34㎝以内、短辺24.8㎝以内、厚さ1㎝程度までか?
 ・専用ボックス:長辺25㎝以内、短辺20㎝以内、厚さ:5㎝以内


レギュレーションが若干複雑です。
長辺と厚み(特に厚み)次第で「ゆうパケット」「ネコポス」「宅急便コンパクト(小型~中型サイズ宅急便)」どれが最適か変わります。
厚さが3㎝以上かつ5㎝以内の小物を送るときにはこれ(小~中型サイズ宅急便)が最廉価になると思います。
私はいまだ使ったことがありませんが、辞書並みに厚い本や子供向け衣料品を送るときに使うのでしょうか。


宅急便コンパクト(中~大型サイズ宅急便)
三辺合計            重量      料金
60㎝以内      2㎏以内     ¥600
80㎝以内      5㎏以内     ¥700
100㎝以内  10㎏以内     ¥900
120㎝以内  15㎏以内  ¥1,000
140㎝以内  20㎏以内  ¥1,200
160㎝以内  25㎏以内  ¥1,500


個人的に今一番利用しているのがこれですが、料金体系がきめ細かくなっています。
緩衝材としてエアキャップ(プチプチ)を使う必要がある荷物か、段ボールの隙間を古新聞で埋めるか切り詰めてコンパクトにするかなど、ちゃんと考えないとわずかな梱包過剰で料金が100~300円変わってしまいます。
かといって輸送事故も起こしたくないので、最適梱包のアタリがつくまでには少々経験が必要です。

大型らくらくメルカリ便
発送元と発送先の距離によって追加送料あり
基本的には「クロネコヤマト便」をまず第一に考えたほうが良い(割高なサービス)だと個人的には思います。


三辺合計           料金   最大追加料金
200㎝以内     ¥4,320      ¥8,208
250㎝以内     ¥7,398    ¥16,956
300㎝以内   ¥10,746    ¥27,216
350㎝以内   ¥16,254    ¥43,092
400㎝以内   ¥22,950    ¥57,456
450㎝以内   ¥29,646    ¥74,520


クロネコヤマト便
条件が細かいのでここで料金は記しませんが、「大型らくらくメルカリ便」を必要とするケースでは、大抵の場合「大型らくらくメルカリ便」よりずーっと安い!
匿名発送の必要がなければこちらを使ったほうが良いと思われます。


(注意)2017年6月19日からヤマト便で送ることのできる条件が厳しくなりました。


最大重量は30㎏まで。
3辺の合計は200㎝までで、なおかつ...
3辺の最長辺は170㎝までであること。
さらに横倒し不可(天地が決まっている荷物)の場合の最長辺は100㎝まで。
これに加えてお届け日数は宅急便のお届け日数プラス1日です。


とはいえ、「大型らくらくメルカリ便」を利用する前に確認する価値は絶対にあります!
私の場合、大型犬用のドッグカートやマットレスを出品した際にクロネコヤマト便を利用しましたが、運送代は「大型らくらくメルカリ便」より5千円ほど安くあがりました。


たまたま大型らくらくメルカリ便の指定をし忘れたために使ったクロネコヤマト便でしたが、送料が安く済んだのでそこそこの小遣いを稼ぎ出すことができました。


6月29日追記:
今日までに小は文庫本からはじまり、フィギュア、日曜家電品、大型犬用ドッグカートまで大小売却しましたが、メルカリでそこそこの利益を狙うのであれば、とにかく運送料に敏感である必要がある、ということを学びました。


最初の頃は売値1200円のフィギュアの運賃に900円を使い、メルカリに天引きされる10%を差し引くと、梱包に四苦八苦して180円の"くたびれ儲け"ということもありましたが、現在は古本を400円で売っても、封筒にポン入れで差し引き185円の利益、というところまでは学習しました。
企業でも個人でも”ロジスティクス”は重要ですね(苦笑)


↑コレの梱包には苦労しました。しかし、これにより梱包に開眼できたのでいい勉強でもありました。